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THE INYOSHOTEN PLUS

書評を中心に、伝えたいことをplus

【ユニ・チャーム共振の経営:高原豪久】コミュニケーションの回数と方法

コミュニケーションって難しい。 自分は伝えたと思っていても、相手に伝わっていない。伝わらなければ、言っていないのと同じだ。 トップダウンでもボトムアップでもなく経営と現場が「共振」する姿を理想とするユニ・チャーム社長高原豪久の『ユニ・チャー…

【変身:カフカ】ある朝起きたらストレスで仕事に行けなかった人へ

ストレスで急に仕事に行けなくなった人、いますか? 最近職場に復帰した人から、長期休暇に入るきっかけを聞いた。「ある朝起きたら急に体が動かなくなった。まるで自分の体じゃないみたいで驚いた」のだという。 これを聞いて僕はフランツ・カフカ『変身』…

【史上最強の哲学入門:飲茶】バキ的な設定?超わかりやすい哲学本

『グラップラー刃牙』の熱烈ファンである著者が、哲学者をバキ的に描いた哲学本『史上最強の哲学入門』。 哲学者入場! 哲学の聖地、東京ドーム地下討議場では、今まさに史上最大の哲学議論大会が行われようとしていた・・・。 「史上最高の『真理』を知りた…

【報道ステーションは正義か不実か:長谷川豊】古館伊知郎が降板した理由

古館伊知郎が3月で報道ステーションを降板し、メインキャスターとして富川悠太を迎えた新体制が4月からはじまった。 報道ステーション|テレビ朝日 古館さんの降板についてはネットでもいろいろ書かれているが、報道ステーションを含めたテレビニュースの…

【寝たきりだけど社長やってます:佐藤仙務】何のために働くのか?

「他で働く場所がなかった」 ホームページ制作会社「仙拓」の社長佐藤仙務は、「なぜわざわざ会社なんてやるの?」と聞かれたとき、こう答えるのだそうだ。 寝たきりだけど社長やってます posted with ヨメレバ 佐藤 仙務 彩図社 2014-06-16 Amazon Kindle …

【シンギュラリティは近い:レイ・カーツワイル】起源と意味、答えられる?

「シンギュラリティ」という言葉の起源、その意味を答えられるだろうか? 少し前、AlfaGOが世界最強とも言われる韓国のプロ棋士イ・セドルを負かしたことが話題になった。AlfaGOの開発者は、次はより人間的な駆け引きが問われる「ポーカー」に挑戦するのだそ…

【V字回復の経営:三枝匡】御社でも蔓延してる?マズい症状を打破する物語

物語仕立ての経営本はいくつかあるけれど、断然お薦めしたいのが『V字回復の経営』。多額の年収で注目されるミスミグループ三枝匡の著作で、結構古い本だが何度も読み返したい名著だ。 V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫) posted…

【死にいたる病 現代の批判:キルケゴール】人は絶望しながら生活している

人は誰しも、何かに絶望しながら日々生活しているものだ。 死にいたる病、現代の批判 (中公クラシックス) posted with ヨメレバ キルケゴール 中央公論新社 2003-06 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net 《目次》 キルケゴールの実存主義 人は絶望しながら生活…

【はじめてのヘーゲル『精神現象学』:竹田青嗣/西研】さらに分かりやすく解説してみる

ヘーゲル『精神現象学』は哲学書のなかでも難解といわれている。 それを分かりやすく解説した本が「はじめてのヘーゲル『精神現象学』」である。そしてさらに分かりやすく解説してみようというのが、この記事での試みである。もちろん解説する部分はかなり限…

【雇用破壊:森永卓郎】新卒フリーランスは第三の生き方に含まれるか

森永卓郎『雇用破壊』から思う所が2点あったので、すこし毛色が違うが同じ記事にまとめる。一つはおまけとして読んでもらえれば幸いだ。 格差社会での第三の生き方に新卒フリーランスは含まれるのでは? おまけ:ブロガーは本を読もう! 雇用破壊 三本の毒…

【エンデュアランス号漂流記:アーネスト・シャンクトン】極地でのリーダー像

コンサルタント山口周がまとめた「ビジネス書マンダラ」でリーダーシップに分類されていた一冊『エンデュアランス号漂流記』を読んだ。 【外資系コンサルが教える読書を仕事につなげる技術:山口周】「イケス」に魚を放て - 引用書店 以前書いた『意思決定の…

【偶然を生きる:冲方丁】4つの経験分類で読み解く人類のストーリー

森博嗣の『科学的とはどういう意味か』『作家の収支』の2冊が、今年読んだ本のなかで結構ヒットだった。 【科学的とはどういう意味か】文系に捧ぐ!理系って全然すごくないよ - 引用書店 【作家の収支】作家「森博嗣」の金のことが正直に書かれた本 - 引用…

【「歴史認識」とは何か:大沼保昭】日本人なら一度は学んでおきたい!

「歴史認識」ということばを、昨年2015年は報道でよく耳にした。安倍首相の戦後70年談話が注目を集めたためだ。 平成27年8月14日 内閣総理大臣談話 | 平成27年 | 総理指示・談話など | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ 中国や韓国との領土問題、韓国…

【不格好経営:南場智子】ビジネス書初心者向け!経営者の楽しそうな経営話

軽いタッチで描かれる経営者による経営本、それが『不格好経営』。活字が苦手で読んでも軽い小説だけ、という方はノンフィクション、ビジネス書のデビューとして本著から読みはじめてはどうだろうか。 不格好経営―チームDeNAの挑戦 posted with ヨメレバ 南…

【孫正義の参謀:嶋聡】他社とは違う!ソフトバンク4つの非凡さ

ソフトバンク怒濤の8年間の「正史」 帯にはこう書かれている。『孫正義の参謀』は元民主党議員の著者がソフトバンク社長室長として内側からみてきた、孫正義という個人、ソフトバンクという企業のリアルを描いた貴重な一冊だ。 孫正義の参謀: ソフトバンク…

【若者よマルクスを読もうⅡ:内田樹/石川康広】日本人よ!世界を救うのはお前たちだ

いやいや、社会主義ですか今更? 『若者よマルクスを読もうⅡ』 というタイトルをみて、第一印象がこれだった人は少なからずいるのではないか。 そんな方たちに、今回は「日本人がマルクス主義で世界を救うときが来るかもしれない」という話を書く。 若者よ、…

【ネットで進化する人類:伊藤穰一】バイオの進展はムーアの法則の5、6倍?

伊藤穣一のことは、NHKのTEDトークを紹介するプログラム「スーパープレゼンテーション」で知った(恥ずかしながら)。 スーパープレゼンテーション|Eテレ NHKオンライン 「ジョーイ伊藤」って笑、と(恥ずかしながら)はじめはおもっていたが、MITメディア…

【意思決定のための「分析の技術」:後正武】知っておきたい!4つの技術

1998年出版とかなり古い本だが、『意思決定のための「分析の技術」』は開くたびに感心させられる。「これを次使ってみよう!」とおもわせるチップスが、そこかしこに散りばめられている。 コンサルタント山口周は『意思決定のための「分析の技術」』を自…

【サバイバル宗教論:佐藤優 】他人を理解したい?宗教に焦点を当ててみては

佐藤優はものすごい量の著作を世に出しているが、1冊目に読むのであれば『サバイバル宗教論』を推したい。 サバイバル宗教論 (文春新書) posted with ヨメレバ 佐藤 優 文藝春秋 2014-02-20 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net 《目次》 佐藤優のルーツ「神学…

【いまから、君が社長をしなさい:鳥原隆志】平でも社長になりきれ!

「 インバスケット」って何だか知っているだろうか? 簡単にいえば、シムシティのビジネス版。『いまから、君が社長をしなさい』は文字どおり「社長」になりきって案件処理のシミュレーションができる本だ。 社長がどのような仕事をしているのかを知らずして…

【科学的とはどういう意味か:森博嗣】文系に捧ぐ!理系って全然すごくない

なんで大人になっても「理系」「文系」の2つに人を分類するのか? いわゆる「理系」の僕にはこれが不思議でしょうがない。弊害すらあるとおもっている。「理系」「文系」なんて、学生のとき大学に入るために試験にあわせて分かれたコース以外のなにものでも…

【海獣の子供】NHKEテレ「浦沢直樹の漫勉」五十嵐大介が描く姿をみて

3月17日、五十嵐大介が絵を描く姿をNHKEテレ「浦沢直樹の漫勉」でみた。 大胆にペンをガリガリと走らせる姿にえも言われぬ感動を覚えた。「サラサラ」ではなく「ガリガリ」なのだ。紙のわずかな凹凸を感知して、踊りながらペンが走る。 海獣の子供 5 (IKK…

【論語】初心者でも最後まで読める!斉藤孝の現代語訳

こんなに読みやすい古典の訳はみたことがない。 斉藤孝訳『論語』は、論語初心者だけでなく読書初心者でも楽に読みはじめられ、挫折することなく最後まで読めきれる良書だ。 現代語訳 論語 (ちくま新書) posted with ヨメレバ 齋藤 孝 筑摩書房 2010-12-08 A…

【ゲバラ日記】死地ボリビアでの貴重な手記から現代人が学べること

『ゲバラ日記』はチェ・ゲバラ本人の日記を起こした貴重な資料である。死と隣り合わせの自然の脅威や修羅場の人間くささから遠ざかって生活する現代人が、そこから学べることは多い。 新訳 ゲバラ日記 (中公文庫) posted with ヨメレバ チェ ゲバラ 中央公論…

【ファスト&スロー:ダニエル・カーネマン】ヒューリスティックってなに?

行動経済学の本を読んだことがあるだろうか。 行動経済学(こうどうけいざいがく、英: behavioral economics)、行動ファイナンス(英: behavioral finance)とは、典型的な経済学のように経済人を前提とするのではなく、実際の人間による実験やその観察を重…

【ビジョナリーカンパニー2:ジム・コリンズ】「意識高い系」愛読書と避けては損

『ビジョナリーカンパニー2』と聞いて、どんな印象を持つだろうか? ぶ厚いビジネス書。サイバーエージェントの藤田晋など著名な経営者にバイブルと称される名作。それら経営者の受け売りでドラッガー『マネジメント』と並んで「意識高い系」御用達となって…

【プロフェッショナルマネジャー】ユニクロ柳井経営の原点がここに!

3月のkindle月替わりセール本の中でも割引率の高い『プロフェッショナルマネジャー』。紙の本が1440円のところ、kindle版が今なら399円。1041円(72%)も安い! 安かったし、ユニクロ柳井さんの「これが私の最高の教科書だ」の帯に惹かれてポ…

【佐藤可士和の打ち合わせ】え!まだ御社ではダメ会議やってるんですか?

ダメ会議、蔓延していませんか? 『佐藤可士和の打ち合わせ』を「どうせデザイナーがブレストのやり方とかクリエイティブな打ち合わせを提案してるんでしょ?自分には関係ないわ」と勘違いしてはいけない。 シンプルで分かりやすく、すぐに実践できるダメ会…

【なるほどデザイン】クスんだ緑背景にビビットな赤文字を使ってない?

「なぜクスんだ緑背景にビビットな赤文字を使うんだ!」 同僚がつくったパワポの配色をみたときの、心の叫びである。 『なるほどデザイン』は僕の心の叫びの理由を事細かに解説してくれただけでなく、新しい気づきも与えてくれた。 紙だと2160円もするが…

【そうか、君は課長になったのか:佐々木 常夫】正確には4月1日からです!

4月1日付で課長職に昇格する。そういうわけで、ベストセラーの『そうか、君は課長になったのか』を読んだ。 そうか、君は課長になったのか。 (ポケット・シリーズ) posted with ヨメレバ 佐々木 常夫 WAVE出版 2013-03-20 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net…

【メディア・バイアス:松永和紀】臨床試験のプロの僕が説く2つの対策法

科学ライター松永和紀著『メディア・バイアス』は2007年に出版された本だが、いまだにあやしげな健康食品の広告がネットや街に溢れていて、とどまることを知らない。 健康情報がウソか本当か惑わされないためにはどうすれば良いのか? 『メディア・バイ…

【貧困女子のリアル:沢木文】30人の取材結果は男目線でどう映るか

1976年生まれの元ファッション誌編集者の沢木文著『貧困女子のリアル』の読者は、女性が圧倒的に多いのだろう。 逆をかいて、男目線で感想を書けば新鮮なものになるかもしれない。ということで勝手に男を代表して読んで考えてみた。 貧困女子のリアル (…

【火花:又吉直樹】ハリウッドザコシショウのR-1優勝が嬉しい理由

3月7日(日)ハリウッドザコシショウがR-1で優勝した。ぶっちぎりだった。 これが妙にうれしかった。前から古畑任三郎の「ハンマーカンマー」にハマっていて、ちょっとした青田買い的なファンだったから「うれしい」と感じたのかも知れない。 いや、もう少…

【NASAより宇宙に近い町工場:植松努】オンリーワンに甘えずナンバーワンを目指せ

植松電機の植松努専務をご存知だろうか? 著書『NASAより宇宙に近い町工場』は、ページをめくるたび心に刺さる言葉が飛び込んでくる良書中の良書だ。 本著の序盤には、植松さんが堀江貴文氏の出資をことわる場面がある。そこまでは資金調達に慣れない町工場…

【神様、キサマを殺したい:松橋犬輔】サイコパス男子が復讐を手伝う話

『神様、キサマを殺したい』が今、めちゃめちゃ面白い。 神様、キサマを殺したい。 1 (ヤングジャンプコミックス) posted with ヨメレバ 松橋 犬輔 集英社 2014-06-10 Amazon Kindle 楽天ブックス 《目次》 連載中 サイコパスの物語 『神様、キサマを殺した…

【ぼのぼの名言集 下:いがらしみきお】アニメ『ぼのぼの』放送スタート

中学生(確か1年生)のときにハマった『ぼのぼの』。上巻だけでは語れない。一気に語ると読者からしたらくどい。 というわけで下巻については別に書いた。それだけハマった好きな作品だということだ。そして名言も多い。 ぼのぼの名言集(下) 「理由はないけ…

【ぼのぼの名言集 上】動物を介して描かれる「いがらしみきお哲学」

33歳のぼくは中学生(確か1年生)のとき、『ぼのぼの』にハマった。 ぼのぼの名言集(上) 「今日は風となかよくしてみよう」 (竹書房新書) posted with ヨメレバ いがらし みきお 竹書房 2012-12-24 Amazon Kindle 楽天ブックス 《目次》 アニメ版 スナド…

【戦後史の正体:孫崎享】事実か陰謀論か、米国の圧力を軸にした外交論

『戦後史の正体』は「米国からの圧力」を軸に、日本の戦後史を読み解いた本だ。 こういう視点から書かれた本は、いままでありませんでしたし、おそらくこれからもないでしょう。「米国の意向」について論じることは、日本の言論界ではタブーだからです。 戦…

【夜と霧:ヴィクトール・フランクル】生きる意味を探してはいけない

盲ろうの東大教授 福島智の本を読んだ流れで、ヴィクトール・フランクル著『夜と霧』を読み直した。 夜と霧 新版 posted with ヨメレバ ヴィクトール・E・フランクル みすず書房 2002-11-06 Amazon Kindle 楽天ブックス 《目次》 『夜と霧』の位置づけ 「想…

【ぼくの命は言葉とともにある】「盲ろう」でも東大教授になった福島智

どなただったか忘れてしまったのだが、はてなブログの記事がきっかけで読んだ『ぼくの命は言葉とともにある』 。9歳で失明、18歳で聴力を失って、そこから東大教授になった福島智の著作だ。 「これは読むべきだ」と直感して即購入したのだが、本当に良い…

【「意識高い系」という病:常見陽平】意識高い系はなぜ6年以上はびこり続けるのか

「意識高い系」という、ある特定の人たちを示すことばがある。 いまだにネットで頻繁に見かけることばだ。かなり前に聞いた流行語のひとつ、と認識していたのだが全く廃れる様子がない。 なぜだろうか? 「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバ…

【方言の日本地図:真田信治】「標準語」採用の歴史を知っているか

今週のお題「方言」 というわけで富山生まれの言語学者 真田信治が大阪大学教授のときに標準語で書いた本、『方言の日本地図』をkindleで読んでみた。 方言の日本地図-ことばの旅 (講談社+α新書) posted with ヨメレバ 真田 信治 講談社 2002-12-19 Amazon K…

【CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる】理想は「サイコパス」

原題は『WORK LIKE A SPY』。元CIA諜報員J.C.カールソン著『CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる』は、 佐藤優の帯に惹かれて読んだ。 CIAの検閲が入っているが、それは機密情報の漏洩を防止するためであり、本文の主旨には影響していない…

【作家の収支】作家「森博嗣」の金のことが正直に書かれた本

これは確かに面白い本だ。 作家の収支 (幻冬舎新書) posted with ヨメレバ 森 博嗣 幻冬舎 2015-11-28 Amazon Kindle 楽天ブックス 《目次》 イケダハヤトきっかけ 金のことを書くということ 小説家が大事にすべきこと スルーしてあげよう 『すべてがFになる…

【ヒトゲノムを解読した男:クレイグ・ベンター】傲慢で破天荒な男の自伝

『ヒトゲノムを解読した男』。それが誰だかご存知だろうか。 もちろん途方もない作業を数々の研究者が分担することで成し遂げたわけだが、1人あげるとすると写真の男クレイグ・ベンターがその人である。 わたしというヒトゲノムの書物が書かれたのは194…

【僕がイスラム戦士になってシリアで戦ったわけ:鵜澤佳史】生の声を知る衝撃

まずタイトルを見て「えっ!そんな日本人が!」と驚いた。 北大の学生がイスラム国に参加しようとして止められたのは記憶にあるが、「鵜澤佳史」という男がシリアでイスラム戦士として戦っていたのは正直知らなかった。 報道情報に疎いといわれればそれまで…

【君主論:ニッコロ マキアヴェリ】チェーザレ・ボルジアだけではない

戦略論のバイブル『君主論』。 実はとても読みやすい一冊なので、「読みづらさ」から古典を敬遠している人は『君主論』からはじめてはどうだろう。 新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO) posted with ヨメレバ ニッコロ マキアヴェリ 中央公論新社 2002-04-25 Amazo…

【ブログ研究】どうして「書評ブログ」は読まれないのか

「書評ブログって全然読まれてないじゃん」 書評に特化した、このブログをはじめてから気づいたことだ。はじめる前から知っとけよ、というツッコミはとりあえず容赦していただきたい。 しかし知っていたとしても、ぼくの毎日の習慣は読書だ。インターネット…

【サイコパス秘められた能力:ケヴィン・ダットン】サイコパシーはあなたも持っている

サイコパスは凶悪犯罪を起こす人種として認知されている。 ロンドン生まれの心理学者ケヴィン・ダットン著『サイコパス秘められた能力』によると、「史上最悪の犯罪」と呼ばれるほど残虐な犯罪のおよそ50%がサイコパスによるものらしい。 一方で、社会的…

【人間の性はなぜ奇妙に進化したのか:ジャレド・ダイアモンド】育て親を決める「3つの要因」と、排卵を隠蔽する「4つの仮説」

名著『銃・病原菌・鉄』で有名なジャレド・ダイアモンドが描く、男女の性差を生理学と動物行動学の観点から追求した本『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』。 原著のタイトルは『Why Is Sex Fun?』。随分キャッチーだが、日本語のタイトルの方が広く内容を…