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【クーリエ・ジャポン:集英社】海外に移住したい人の必読書

雑誌 雑誌-クーリエ
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みなさんはクールエ・ジャポンって雑誌、知っていますか?

この雑誌、日本にいながら厳選された世界のニュースがまとめて読める、最高の雑誌なんです。私も唯一、定期購読しています。

 

《目次》

 

クーリエ・ジャポンって?

世界1500を超えるメディアのなかから記事を厳選して、翻訳・編集している雑誌です。月刊です。クーリエ・アンテルナショナルっていうフランスのニュース誌と提携していて、例えば2015年1月号では、米国、ロシア、イギリス、フランス、スウェーデン、アルゼンチン、中国、韓国...といった世界中の雑誌の翻訳が載っている、キュレーションマガジンです。

 

クーリエ・ジャポンを読む2つのメリット

  • 世界のメディアが日本の出来事をどう報道しているか、つまり世界の人々がどのように日本を見ているかが垣間見えます。
  • 日本ではあまり報道されない、世界のニュースが載っています。つまり世界の人々がどんなことに関心があるのかが分かります。

日本の報道って、偏っていると思いません?THE YELLOW MONKEYも歌っているとおり「乗客に日本人はいませんでした」的な、他人事感満載なトーンがありますよね。

雑誌をフルに日本語訳したものではなく、数々の雑誌から記事を集めたキュレーションマガジンですので文量は決して多くないのですが、各国の価値観・論理を理解するのには最適です。

日本で報道されないニュースを読みたい!でも英語ができなから読めない!という方や、海外に移住したいけど、日本や世界の常識が分からないから怖い!という方、必読ですよ。

 

どんな記事が書いてあるの?

例えば、2015年1月号には、フランスの雑誌”L’Obs”から「9月30日、世界は変わった...ロシアの参戦で高まった第3次世界大戦のリスク」という記事が載っています。

「第3次世界大戦は2015年9月30日に勃発した」未来の歴史書には、そう書かれているかもしれない。

笑い話ではない。第1次世界大戦の勃発は1914年6月28日だ。これは、どの大国からも遠く離れたサラエボで、オーストリア・ハンガリー帝国の帝位継承者が暗殺された日付だ。だがそのときは誰一人、これが人類史上空前の大殺戮に発展するとは想像しなかったのである。

と、9月30日のロシアによるシリア空爆開始の日を、第1次世界大戦のきっかけのアナロジーとして捉えています。 

かいつまんで言うと、イスラム国(IS)を敵視する姿勢は同じですが、アサド政権を支援するロシアと、NATOの立場でトルコを支援してイランとシリアの国家を敵視する米国との、代理戦争が始まっている...という記事です。これはヨーロッパのメディア、人々の心の中に第1次世界大戦が当事者として色濃く残っているからこそ書ける記事でしょう。

この記事が書かれたのは11月24日(ロシア機がトルコ領空に入って撃墜された日)より前ですが、未来を予想したかのような鋭い記述もありました。

トルコ軍がロシア機を撃ち落とし、連鎖反応の引き金となるかもしれない。

これをピックアップしてくるクーリエのセンス、すごすぎる。

 

次号が待ち遠しくなる、オススメの連載5選

マンガ誌は特にそうですけど、雑誌って、「最初にこれを読む」という連載があると次の発売が待ち遠しくなりますよね。ということで、最後に、私のお気に入りの連載を紹介します。

  • 佐藤優の新・教養講座「知」へのショートカット
  • 成毛眞のこれって暴論?
  • あの人の英語勉強法が知りたい
  • スプツ二子!の「MITメディアラボ便り」
  • 私のセックス日記

他にも連載の枠が多い雑誌ですので、自分のお気に入りの連載を見つけて、読んでみてください。