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【新しい文章力の教室:唐木元】あなたの文章はなぜ読みづらいのか

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自分の文章ってわかりづらいなー ・・・つっても読みやすく魅力的にする方法なんてわかんないし・・・って悩んでますか?

文章力って勘所がわからないと、数こなしても向上しませんよね。スポーツや仕事と同じです。

《目次》

 

文章が読みづらい2つの理由

2週間ほど前から本書店で記事を書き始めました。そこで一度レビュー記事の書き方の本を読んでみようと思い、手に取った本が『新しい文章力の教科書』。

ニュースサイトのナタリー編集長 唐木元さんの著書です。

natalie.mu

 

この本、当たり前のことばっかり書いてあります

じゃあ読む必要ないって?いえいえ、バカにしがちな「当たり前」に本質があり、それを指摘してくれる人ってなかなかいないものです。だからむしろ読むべきです。

仕事で文章って必ず書きますよね?企画書なり、報告書なり、メールなり。どんな形式でも、仕事にしろレビュー記事にしろどんなジャンルでも、全て王道は同じです。

ざっくりとまとめると、本著のポイントは大きく分けて2つです。

 

1. 書き始める前に構造を決める

 書き始める前にまず「テーマ」を決める。そののち、「テーマ」のために「何を」「どれから」「どれくらい」話すか決める。それから書き始めるのが、ロジカルな文章を書くために間違いのない方法です。

いきなり書きはじめてはいけません!

「テーマ」を決め、骨子を箇条書きにします。アピールしたい優先順位を決め、結論を先に持ってくるように気をつけながら、骨子の順番を決めます。あとは具体例等で肉付けするだけ。

以上!極めてシンプルです。

 

2. 書き終わったら推敲する 

当たり前の事を、当たり前にやるだけです。書き終わったら必ず推敲しましょう。

ナタリーのゼミでは、同じ単語やフレーズがダブっていないかを確認する、「重複チェック」から始めるように指導しています。

「私のおばさんの三女の会社の社長は有名人です。」

どうですか?変ですよね?

そう。「の」が4連続!これは不自然です。ナタリーでは2連続で黄色信号、3連はアウトという厳しい基準。これ、当たり前すぎてあまり言われることないですよね?

他にも当たり前だけど、よくぞ文字でしっかり書いてくれた!という推敲のコツが満載。もちろん書いてる途中も気をつけたいです。例えば・・・

  • 「〜して、〜して」と同じ接続が続くと不自然
  • 「〜というグループは、〜なグループ」と名詞が重複して幼稚なイメージ
  • 「人気」「豪華」と形容詞ばかりで具体例がない
  • 「待ちに待った」「なんと」「〜もの」と主観の押しつけで読者が白ける

下の2ポツは、何かの本で「形容詞は弱い、名詞と動詞は強い」と読んでから、私も気をつけています。形容詞ってそもそも主観なものが多くて、主観が多いと「いやいや、こっちはそうは思わねーよ?」となって白けますよね。

形容詞でわざわざ強調するより、具体的な名詞+動詞だけの方が結果として伝える力が強くなるのです。

 

おまけ

ところで、表紙のペン、ドイツのLAMYというメーカーのものです。

私は万年筆タイプを愛用してます。万年筆の割に2000円台で、カートリッジは1本100円以下!さらさら書ける良品です。

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