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THE INYOSHOTEN PLUS

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【働き方の教科書:新将命】4つのジンザイ(人財・人在・人材・人罪)

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昨日の記事で「天の利、地の利、人の利」について触れました。

inyoshoten.hatenablog.com

はじめは『論語』か『孫氏の兵法』に書かれたことだったかと思いますが、「確か新 将命(あたらし まさみ)さんの本で読んだような」と探してみたのですが見つからない・・・気のせいだったのかも知れません。

新さんは「伝説の外資系トップ」と呼ばれ、40代から経営者として外資系日本支社長を渡り歩いている方です。私は医薬品医療機器等業界にいますので、ジョンソン・エンド・ジョンソン社長として知って、著書を5冊ほど読みました。

で、「天の利、地の利、人の利」が新さんの本に書いてあるとなぜ思ったのか。それは新さんが「語呂」を開発、もしくは既存の言葉をそのまま又は少し改変して紹介するプロだからです。

ええ、あれはもうプロと言って差し支えないでしょう。

《目次》

 

4つのジンザイ 

例えば、4つのジンザイ(人財・人在・人材・人罪)。

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右上:スキルもマインドも高い「人財」は、組織の中に5〜10%います

右下:スキルは高いがマインドが低い「人在」、80%以上はこの人たちです

左上:スキルは低いがマインドが高い「人材」は、ビギナーの数によります

左下:スキルもマインドも低い「人罪」、こういう輩が3%くらいいます

 

人財になる方法

もちろん目指すべきは「人財」です。

ではどうやったら「人財」になれるのか?「人財」への道を考えてみます。

  1. 図を見ての通り「人罪」からはひとっ飛びに「人財」には行けません。まずは気持ち次第で何とかなるマインド(やる気)を高ること。あと、何を言っても邪魔する3%にあなた自身が堕ちないこと。
  2. 「人材」になったら、スキルを高めること。簡単な方法などないでしょう。あなた独自の環境で、自分で考えて乗り切るしか道はないです。
  3. 仕事はできるが率先して手を挙げて行動しない、提案してこない80%、「人在」のあなた。なぜ今の自分はマインド(やる気・人間力)が高くないのか考えましょう。仕事ができないけどやる気だけはあった「人材」時代もあったんじゃないでしょうか。言われるまで動かず、ただ存在しているだけの「人在」のままでいいんですか?何かを企画、準備し、リードしないと。環境がとか、上司がとか言って動かないのは甘えです。どこ行ってもまた文句言うんでしょ?なら今動きましょうよ。

 

語呂プロフェッショナルの成果例

既に語呂プロフェッショナルの域に入っている新さん。彼の本は語呂の宝庫です。

  • 多長根:多角的、長期的、根本的
  • 能力5倍、情熱100倍:日本電産永守社長の受け売り。人によって差がつく程度が能力なら5倍、情熱なら100倍だよという意味
  • 自燃型人間、可燃型人間、不燃型人間、消火型人間、点火型人間:ジンザイと似てます
  • 目標人間の5つのP:Purpose(目的)、Passion(情熱)、Plan(行動計画)Priority(優先順位)、Performance(実績)
  • 目標設定の5K:会社、家族、経済、教養、健康
  • ビジネス人生のVSOP:20代はV(Vitality)活力、30代はS(Speciality)専門性、40代はO(Originality)独自性、50代はP(Personality)人間力

ここまでで本の3分の1。まだまだ語呂祭りは続きます。

語呂のメリットは覚えやすいこと。せっかく本で読んだことも、活用されなければ台無しです。ダイエット本を読んで痩せないぽっちゃりさんと同じです。

実生活で活用するためには、①血肉化すること、②すぐ頭の引き出しから出して使えること、どちらかが必要です。①がベストですが、語呂は②に効きます。納得、実感するまでは②に置いておいて、腑に落ちて①に変わるまで待てばいいのです。

 

新将命の他の本

新書です。新さんの本は『経営者の〜』シリーズと、『〜の教科書』がありますが前者ですね。