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【50歳からの「死に方」:弘兼憲史】残りの37.5%をどう過ごすか?

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「あと何年生きられるか?」

それは「平均寿命」ではなく「平均余命」で計算できることは皆だいたい知っている。

www.mhlw.go.jp

33歳男性のぼくは、あと48.02年生きられるらしい。すぐ死ぬかもしれない。でも、だいたい平均したら48.02年だ。事故で死ぬことがなければ、2,3年は病床について死ぬ。そうしたら活動できるのは45年ぐらいだ。

残り45年を生きるためのマイルストーンを1つ置くとしたら、「50歳」がちょうど良さそうだ。そうしたら、弘兼憲史著『50歳からの「死に方」』を今から読んでおくと有意義なんじゃないか。

実際、手に取ってみた。

《目次》

 

メメント「50歳」

人生80年を100%として考えてみると、50歳は人生の62.5%を終えた時期ということになります。残りの37.5%を、少ないと感じるでしょうか。まだまだこれからと思うでしょうか。

たとえば、1年365日の62.5%時点は、8月のちょうど半ばです。お盆休みのとき、「ああ、今年もそろそろ終わりだな」とは考えませんよね。

確かに、そう考えると50歳の人生はまだまだ長い。男性なら31.92歳、女性なら37,74歳。男なら活動できる時間は30年だ。

しかし、弘兼さんが書いている通り、事業をはじめるとか大胆な行動であれば何か1つ成し遂げるには、そろそろ焦った方がいい年齢だ。

メメント・モリという言葉がある。「死を想え」という意味だ。いま50歳の人は現実的なメメント・モリをみて、人生でやりたいことを棚卸ししてみるといい。

一方、まだ20代、30代の人はメメント・モリは「自分の人生は今日で終わりだと考えろ」という啓発的な意味では使えるが、あまり現実味をもって感じられるものではない。だったら、メメント「50歳」という考え方も加えてはどうか。

ぼくの年齢なら、残り45年の現在から、残り30年になるまでに何をするのがいいのか?50歳になって後悔しない15年の過ごし方は?

やりたいことが違うので人それぞれだが、一度考えてみたらどうだろう。

 

弘兼憲史の他の本

これまで『島耕作』シリーズを読まずに生きてきた。これはなんだか「もったいない」と思い出した。まとまった時間をみつけて手に取ってみよう。