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THE INYOSHOTEN PLUS

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【なるほどデザイン】クスんだ緑背景にビビットな赤文字を使ってない?

アート アート-デザイン
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「なぜクスんだ緑背景にビビットな赤文字を使うんだ!」

同僚がつくったパワポの配色をみたときの、心の叫びである。

『なるほどデザイン』は僕の心の叫びの理由を事細かに解説してくれただけでなく、新しい気づきも与えてくれた。

紙だと2160円もするが、3月のkindle月替わりセールで999円。セールきっかけで買った本だが、大ヒットだった。僕のようなデザインが専門ではないがプレゼンをする機会があるビジネスマンにとって、側に置いておきたい教科書のような本だ。

《目次》

 

センスある色の決め方

Q:なじみの良い配色にするには?

A:色相・明度・トーンなど、何かひとつでも揃える。

(中略)

Q:パキッとひきしめたいときは?

A:正反対の色を少しだけ使う。

冒頭の「なぜクスんだ緑背景にビビットな赤文字を使うんだ!」という違和感は、2つの点でイケてなかったのだ。

  • 色相・明度・トーンが1つも合ってない
  • 正反対の色ではない

ドミナント・カラーといって色相を合わせたり、ドミナント・トーンといって色相は変わってもトーン(明度と彩度)を統一すると「なじみの良い配色」になる。

正反対の色、という点では緑と赤は正反対だがクスみ具体が合っていないので赤が浮いてしまう。この場合に使うべき反対の色はクスんだピンク色だ。

 

参考になることが満載

「色の決め方」以外にも、本著には仕事で資料をつくるときに参考になることが満載だ。デザインを決めるときは何度も見返したい。

  • まず「どんな人に」「何を」「なぜ」「いつ・どこで」伝えるものを自分がつくっているか認識する
  • 「伝えたい量」と「伝わる量」は違う。何を優先して伝えたいかを決める
  • 「はじめての」「たのしい」など、相手に受け取ってほしい印象に合わせて写真や文字の配置を決める
  • 注目させたい点を、色や背景、サイズ、余白などを使って目立たせる
  • フォントは擬人化して「誰が言ってそうか」イメージして決める
  • 性質の異なるデータは1つのグラフに入れ込まず、別にする

 

ブロガーにもおすすめ

仕事でパワポとか色のついた資料をつくることないなーという方。ブログやっているなら、ブログのデザインにも活かせるのでは?

本著は読んでみて損のない本ですよ。3月中は月替わりセール中なのでぜひ。